OTA依存を減らし
自社予約を増やす
OTAの集客力を活かしながら、自社サイトからの直接予約も育てるための予約導線と運用方法を整理します。
OTAをやめるのではなく、自社予約とのバランスを考える
新規顧客との接点を持つOTAと、直接予約を受け付ける自社サイトには、それぞれ異なる役割があります。
OTA・予約ポータル
新しい利用者に見つけてもらう入口として活用
自社サイト・直接予約
既存顧客・リピーターの予約先として育てる
OTAだけに依存したときに考えたいこと
OTAには大きな集客メリットがあります。一方、予約経路を一つに集中させる場合は運用面も確認しておきます。
予約ごとのコスト
掲載料や送客手数料などが発生するサービスでは、予約件数が増えるほど費用も増える場合があります。
予約経路が外部中心になる
公式サイトを見た利用者も外部サイトへ移動して予約する状態になると、自社の予約導線を育てにくくなります。
リピーターも同じ経路を使う
一度利用した顧客が次回もOTA経由で予約すると、直接予約へ切り替える機会を作りにくくなります。
自社予約を増やす基本の流れ
「見つけてもらう」ことと「予約してもらう」ことを分けて設計します。
知ってもらう
検索、SNS、広告、OTAなどからサービスを知ってもらいます。
自社サイトで確認
料金、内容、アクセス、注意事項など予約判断に必要な情報を確認します。
そのまま予約
公式サイトから迷わず予約ページへ進める導線を用意します。
次回も直接予約
利用後に公式の予約先を認識してもらい、再予約につなげます。
自社サイトの予約導線を見直す
予約システムを導入していても、予約ページが見つけにくければ直接予約にはつながりません。
予約までの距離を短くする
リピーターを自社予約へつなげる
一度利用した顧客は、サービス内容をすでに理解しているため、自社予約へ案内しやすい層です。
予約メール
予約確認や利用後の案内で、公式サイト・予約ページを分かりやすく伝えます。
店頭・施設で案内
次回予約用のURLやQRコードなど、直接予約先を分かりやすく案内します。
公式サイトを予約の基点に
最新情報、料金、予約を公式サイトにまとめ、再訪時の入口を明確にします。
スマホで簡単に再予約
再訪時にも少ない操作で予約できるよう、モバイルでの使いやすさを確認します。
OTAと自社予約をどう使い分ける?
どちらか一方にするのではなく、それぞれの強みを活かす考え方があります。
「OTAから顧客を奪う」のではなく、自社の予約経路を育てる
OTAは新規顧客獲得に役立つ重要なチャネルです。自社予約を増やす目的はOTAを完全にやめることではなく、公式サイトを訪れた利用者や既存顧客が、直接予約できる選択肢を持てる状態を作ることです。
次に読むガイド
予約フォーム改善・データ活用で予約運営を見直すガイドカテゴリ